私が着物を着れるようになった着付の先生
溯ること20年前。
『着物が着たい!』と思い立ち、仲居さんになろうとしていました。
結果は、別の会社に就職することになるのですが
そこから私の着物人生みたいなものがスタートします。
数年後、会社を辞めてやはり『着物が着たい!』と思い立ち、
着付けを習い始めます。
ただ、そこでは着れるようにはならず、『着付けは難しいもの』と
なってしまいました。
そこから、着物は着れないけれども帯を買ったら着付けを習いに行くんじゃ
ないだろうかと、いきなり結べもしない名古屋帯(それも夏用)を
購入してみたり、浴衣だけは着てみたりと『いつか着たいなぁ』と
気持ちをくすぶらせていました。
そして、いよいよ溯ること4年前。
娘の卒園式に『着物が着たい!』とまたまた思い立ち、
散々調べつくして、近所に鞠小路スタイルの着付け講師の方が
開講することをインターネットで見つけて、
『鞠小路スタイルって何?』『本当に腰紐三本で着付けが出来るの?』
と、興味津々で申し込みました。
結果は、今着れているので本当に腰紐三本で着れちゃいます。
そして、ぶきっちょな私でも着れちゃうくらいに無駄がありません。
結局、娘の卒園式には卒業アルバム委員だったこともあり、
当日の撮影で着物は断念しましたが、着付けを習ったことは
無駄ではありませんでした。
4年前、着付けの先生に会っていなければ、今も私は着物を着ることもなく
更には着付け講師を目指すこともなかったと思います。
私の『着物を着ること』というハードルを下げてくれました。
着物でバイクも乗って、お料理もされて本当に当たり前のように着物を着て
生活されています。
着物を着る=特別な日、ではなく
着物を着る=普段でも、特別な日でもどうぞ
目からうろこでした。
着物を着るからには、『綺麗に着なければならない』
『細かいルールを守らなければならない』と、勝手に苦しいものにして
いましたが、そうではないですね。
もちろん、TPOに応じて守らなければならないルールはありますが
それは洋服も同じこと。
着物を着ることは楽しいです❤
そんな、大事なことを教えてくれた先生のブログです。
私も載せてもらっています!(^^)!