日舞を観に行くも・・・
私が師事している先生は、上方舞の先生で着付の先生でもあります。
いつか日舞を観に行ってみたいと思っていたところ、
知り合いのお友達が日舞をされているということで、
是非にと連れて行ってもらいました。
カジュアルな会だと聞いていたので、木綿で行きましたが
(というか、いつでもほぼ木綿か冬ならウールですが)
見事に周りは袷のお着物の方達ばかりでした(^^;
綺麗な色のお着物に帯にウットリ❤
場違いだったのかもしれませんが、まぁ30分足らずだったので
誰も気にもとめていないことでしょう。
と、思うことにしましょー。
開演まで少し時間があったので、近所の生國魂さんに寄ってみました。
こちらは、歩道橋の上から撮りました。
街中にあるとは思えないくらいに、鳥の鳴き声が響き渡っていたのが
印象的でした。
神社にお参りに行って、日舞を観て、と問題なくいけば良かったのですが
実際は、スマホが壊れて土地勘のない難波に降り立ち、1時間完全に彷徨って、
通天閣が見えた時は泣きそうでした。
全く逆方向に歩いてるやんかー( ;∀;)
どうにか軌道修正するも、到着したい建物がどこにあるのか
全く検討もつかず、道を聞こうと入った薬局で場所を聞くも
『ブンラクゲキジョウ?ワカラナイ。チズ、ナイ。108円ニナリマス。』
と無情な答え。
日本人でなかった店員さんに、悲しいかな、日本人の性なのか
何も買わないまま出るのも、悪いし。。。と、欲しくもないレジ前のミンティアを
差し出していました。
道も分からない。そして欲しくもないミンティアを握りしめて絶望的な気分で
歩いていると目の前に着物を着たおばさまが❤
『ここらへんは、あまり日本人がいないからね~。文楽劇場は
今行ってきたところだから、道大丈夫よ。ここの道を真っすぐ行って・・・』
と、本当に涙が出るほど嬉しかったです。
(もしかしたら、出てたかもしれません。)
開演には間に合いましたが、結構自信のあった方向感覚が全く
使い物にならないことが分かりました。
スマホなし生活もありかも?なんて思っていましたが、
こりゃ無理ですね。
最後は、良く分からない感じになってしまいましたが
日舞を実際に観れて良かったです。
男舞と女舞を鑑賞しましたが、男舞の気迫と女舞のたおやかさ。
ゾクゾクしました。
次行くときは、もう迷わない(笑)