新西国霊場客番 安岡寺
神服神社を出て、まっすぐ向かえば着いたようなのですが
(安岡寺からの帰り道で、気付きました。)
意気揚々と自転車を走らせている私は知る由もなく、
急勾配な坂の住宅街を立ちこぎで、かなり彷徨いました。
背負ったリュック越しに、Googleマップの経路案内の音声が
聞こえてきます。
Google『次の角を右に曲がって下さい。』
私『いや、行き止まりやし・・・』
こんなやりとりを何度かした後、お庭のお手入中の男性に
声をかけて、やっと迷路から抜け出せました。
とても、親切な方だった。
ありがとうございました。
さて、総門です。
参道の中腹で。
まだ、咲いていない紫陽花をバックに。
紫陽花の時期にまた訪れたいと思います。
次は、道も覚えたし近道だぜー。
で、この12キロ弱の愛車を担いで、まだまだ続く石段を登ります。
翌日、見事に筋肉痛になりました。
本堂向って右手に『弘紹不動明王』
男性が一人体操?瞑想?されていたので、遠くから控えめに撮影。
毎年2月1日の、『節分会大護摩供』では、この弘紹不動明王の前で
行者が大護摩を焚き、焼けた丸太を素足で渡るという
火渡りの式が行われるようです。
気の弱い息子に何だかよさような。
本堂は写真撮影が出来なかったのですが、住職の方の許可のもと
中に入らさせていただきました。
中心に、『如意輪観世音菩薩』
がいらっしゃいました。
そして、『気の済むまでお参り下さい。』という、ありがたいお言葉に
一人、本堂でお参りをさせていただきました。
まずは、真ん中に鎮座されている『如意輪観世音菩薩』からと
座って手を合わせたところ、ビックリ!
涙が自然とボロボロと落ちてきます。
なんでしょ?これ?
特に悲しいことだとかもなく、ただ座って手を合わせただけなのですが。。。
何故だか分からないまま、一通りお参りしたあと、また菩薩様の前で
手を合わせると涙がボロボロボロ。。。
住職さんが言われていた『スッキリされるまで、いつまででもどうぞ』
の、スッキリが涙で浄化となったようで、本当にスッキリしました。
さて、お次はどこへ参ろうか。
夕方、幼稚園で飼っていた猫が交通事故で亡くなったと聞きました。
歳をとっていたので、いつかは来るんだろうと思っていましたが、
まさかの交通事故はとても悲しく。
お昼ごろに亡くなったと聞いて、止まらなかった涙の原因はもしや?
なんてことを考えてみたり、
とても、不思議な一日でした。
なんぺーちゃん、今までありがとう。